大石采配の評価高いが…オリックス浮上阻む「3」の壁

オリックスの連勝が21日、またまた「3」でストップ。ただ、9回にはあわやのシーンを作り、「明日につながる攻撃だった」と大石監督代行は前向き。また、難病とされる「黄色靱帯骨化症」を克服した宮本大輔投手を4年ぶりに1軍マウンドに送る演出など、その采配の評価は高い。

 借金生活に明け暮れているオリックス。最大の原因は大型連勝がないことだ。「うちのチーム力では大きな連勝は難しいかもしれないが、4、5連勝はできる。そうしないと、なかなか5割には届かない」と大石監督代行。

 この日は、今季、ソフトバンクに3勝負けなしだった小松が、立ち上がり、松中に2ランを浴びて主導権を奪われた。「粘っていこうと思ったが粘りきれなかった」とうなだれる小松を大石監督代行は「うちで最も安定している投手が打たれたのだから仕方がない。彼だってこんな時もある」と擁護。このあたりを球団幹部は高く評価する。

 「ルーキーの小瀬や5年目の一輝たち若手の野手を上手に使うし、彼らもミスをしながらも期待に応えている。ピッチャーも先発陣の頭数がそろわない中、中継ぎを巧みに操っている」

 若手へ甘い顔をしているばかりではない。

 「一輝も今は調子がいいが、いつまでこの状態が続くか。調子を落とせばスタメンから外します。小瀬も同様。リリーフ陣は菊ちゃん(菊地原)はじめ、30歳代が多いので疲れが心配だが、彼らは登板すれば金につながるんだからやってくれるでしょう」と大石監督代行。今月初旬には打撃不振の浜中を2軍に降格させるなど、名前だけでは決して登用しない。

 「7、8月をどう乗り切るか。また連勝を伸ばせるかが課題になるけど、大石監督代行ならなんとかクリアできる」と球団幹部。念願のAクラス入りへ1戦必勝の戦いが続く。
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