厚労省“ネットカフェ役人”勤務中にバンドの宣伝活動

厚生労働省職員が勤務中に業務外のホームページ(HP)を1日12万件も閲覧していた“ネットカフェ役人”問題で、本省勤務の30代の男性職員が官用パソコンを使い、自身が所属するロックバンドの宣伝活動までしていたことが分かった。労働組合の「ヤミ専従」問題ならぬ、ヤミロック活動までが明るみに出た格好となった。

 この職員はノンキャリアで、今年5月21日午後1時半ごろ、インターネットの無料掲示板に「ワンマンライブです」と題し、同月31日に東京・下北沢で行われたライブの告知やチケット購入方法などの宣伝を書き込んだ。約30分後にも別の掲示板に同様の書き込みを行った。

 同省では全職員に業務外のパソコン使用を禁じる通知を出しているが、職員は掲示板の管理人あてに「不適切でしたら削除願います」と気遣っていただけだった。

 職員は今年2月、このバンドに正式加入し、宣伝したライブにもギター奏者として出演。約140人のファンを沸かせたほか、6月下旬には東アジアツアーにも参加していたという。

 また、同月に発売したアルバムCDのジャケット写真には、ヒップホップスタイルでカメラをにらむような姿で登場。ライナーノーツ(CD解説書)をめくると、メンバーとともに飛び上がったノリノリな様子も披露している。

 関係者によると、都内の大手CD店では試聴コーナーに入るほど注目されたが、レコード会社によると「1000枚ほどしか作っておらず、メンバーの持ち出し状態」だという。

取材に対して職員は書き込みの事実を認めたうえで、「報酬は一切、もらっていない。ライブの収入が少なければ大赤字をくらう。少しでも補填しようと宣伝した。(勤務外使用については)反省している」と話している。

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